【全ては感覚の上に成り立っている】

静岡市　駿河区　葵区　清水区の皆様

ブログをご覧いただきありがとうございます。

静岡市駿河区のパーソナルトレーニングジム

I.S.C. labのパーソナルトレーナー杉山です。

私たちは、日々当たり前のように

文字を読み、意味を理解し、

人と会話をしコミュニケーションをとっています。

こうした学習や社会との適切な関わり出来るのは

主に乳児から幼児にかけて築き上げた

感覚を適切に処理し、統合する能力があるから

出来ていることなのです。

脳は常に様々な感覚からの情報を受信しています。

ただ座っているように見えても、

頭の位置の情報（平衡感覚）や

お尻と椅子との触覚や圧覚、

筋肉の固有受容覚など

こうした感覚からの情報を受け取り、

適切に処理、統合することで

体の状態を把握し、座るという姿勢を保持するための

指令を出しています。

例えばこの中で、

頭の位置（平衡感覚）を適切に感じられない、

処理できなかったとしましょう。

頭や体をまっすぐ保つことが難しく

座るだけでもふらついてしまいます。

これでは落ち着いて本を読んだり

文字を書いたりすることはできません。

つまり、学習効率や会話の理解度も

落ちてしまいます。

このように、何気なく行っていることは

すべて感覚を適切に処理、統合することで

無意識で行うことが出来ています。

最初にお伝えしましたが

この感覚の処理は乳児から幼児までに

特に発達していきます。

大人から見て意味のないような遊びや動きでも

脳の発達から見るととても意味のある動きになるので

どこまで親が介入していくかも大切になります。

親との子の関わり。

なにかと干渉しがちですが、

我慢強く見守っていきたいですね。