【変えられるものと変えられないもの】

静岡市　駿河区　葵区　清水区の皆様

ブログをご覧いただきありがとうございます。

静岡市駿河区のパーソナルトレーニングジム

I.S.C. labのパーソナルトレーナー杉山です。

本日は体や栄養に対する知識ではなく

様々な事象に対する考え方のお話です。

皆さんは“ニーバーの祈り“

を知っていますか？

ニーバーの祈りとは

アメリカの神学者であるラインホールド・ニーバーの祈りの言葉で

「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ」

という言葉です。

最近、個人的にこの言葉を大切にしているのですが

世の中には自分の努力で変えられるものと

何をしても変えられないものがあります。

これはサムネイルのもあるような

他人や過去、生理反応などが変えられないもの

自分や現在〜未来、思考は変えられるものです。

この二つを識別していき、

変えられるものにエネルギーを注いでいくことが

大切だなと感じている今日この頃です。

この考え方はトレーニングやコンディショニングで

自分の体を変えていく上でも

とても参考になるなと思っています。

例えば、体の痛みにおいては

体の使い方や柔軟性、筋力は変えられるものです。

しかし、骨の変形や神経の損傷、靭帯の断裂などは

いくらコンディショニングをしても変えられません。

今回は体の痛みを例に出しましたが

ダイエットでもボデイメイクでも

パフォーマンスアップでも

同じように変えられるもの、

そうでないものがあります。

ここで変えられないものに

エネルギーを注いでしまうと

時間もお金も無駄になることに。

そうならないように

ニーバーの祈りの言葉のように

両者を認識する知恵を獲得し、

変えられるものに全力を注ぎ、

変えられないものは冷静に受け止めるように

していきたいですね。

僕も精進していきます。