【血糖値は正常なのにHbA1cが高いのはなぜ？】

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静岡市 駿河区 登呂 のパーソナルトレーニングジム

I.S.C. labのパーソナルトレーナー杉山です。

空腹時血糖とともに

体の血糖状態を診ることができるHbA1c。

これは直近2ヶ月程度の血糖状態が

数値に現れるといわれています。

つまり、慢性的に高血糖状態になっていると

この数値は高くなるということですが、

血糖値が正常な場合でも

高値を示すことがあります。

これは貧血が原因である可能性があります。

HbA1cはヘモグロビンがどのくらい糖化しているかを計っています。

基本的に赤血球（ヘモグロビン）は120日程度で

ダメージが多くなり破壊されるので、

糖化したものはなくなりHbA1cは正常値のままになります。

しかし、貧血の場合はヘモグロビンが少なく、酸素運搬能が低いため、

赤血球の寿命を延ばし、少しでも酸素運搬能を保とうとするため、

結果、糖化したヘモグロビンが血中に増えることに。

こうしたケースでのHbA1cは

いくら糖の摂取を控えたとしても

状況は改善しません。

寧ろ状況が貧血なのに

糖質を控えることで状況が悪化することも考えられます。

表面上の数値だけを見て

こうだからこう！ではなく

本質を理解して解決に取り組むことが重要です。

そのためには迷わず専門家の力を借りることが必須。

努力のベクトルが正しい方向を向くように

気をつけていきましょう。