【つまずきやすいのは筋力の問題じゃない!?】
ブログをご覧いただきありがとうございます。
静岡市駿河区登呂のパーソナルトレーニングジム
I.S.C. labの杉山です。
老後もしっかり歩けるように
転んで大腿骨を折って寝たきりにならないように
運動習慣をつけるのが大切です。
適度な運動をして、1日9000歩程度歩きましょうと
国も指針を出しています。
上記のような状態にならないように
下半身の筋肉をつけて足腰を丈夫にしようと
考える方も少なくないと思いますが、
転倒しやすくなる原因は実は筋肉ではないこともあります。
姿勢の制御や歩行には
筋肉だけでなく五感+二覚が重要になります。
(これについてはまた後日解説します)
これらの感覚が衰えることにより
視野が狭くなり段差を認識できなかったり
バランスをすぐ崩したり
自分の体を上手に扱えなくなることで
転倒をしてしまうことが多くあります。
日常生活では、最大筋力の5%以下
歩行動作等においても下肢筋群は30%未満の筋活動量しか
示していないことが確かめられています。
つまり、日常動作では
半分も筋力は使われていないということ。
多少筋力が衰えたからと言って
歩けなくなったり、転倒してしまう可能性は
低いと言えます。
それよりも感覚器官が衰えることによる
視野の狭小化やバランス機能の低下、身体操作性の低下
のほうがリスクになると思いませんか?
筋力だけではなく様々な運動をして
感覚も鍛えていくことが大切です。
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