【慢性痛には栄養状態の改善も】

ブログをご覧いただきありがとうございます。

静岡市 駿河区 登呂 のパーソナルトレーニングジム

I.S.C. labのパーソナルトレーナー杉山です。

doctor examines woman s back

なかなか良くならない肩や腰の慢性痛。

電気を流してもらったり、

マッサージしてもらっても

ぶり返すことがよくあるかと思います。

慢性痛に対しては

運動療法や徒手療法を合わせて行うことで

根本からの解決ができ

寛解に向かっていくことがほとんどです。

しかし、適切な評価やアプローチがされていても

いまいち寛解に向かわないことも。

そんな時に考えていきたいのが栄養状態です。

特に低血糖と慢性炎症は慢性痛に関与してきます。

両方のことをお話いていると

長くなってしまいますので

今回は低血糖との関係について。

低血糖に陥ることで

体は交感神経優位になり、

呼吸が浅くなります。

特に首周囲の筋肉が頑張って働くので、

首周りの慢性痛になることがあります。

また胸を引き上げ、

腰をそるような呼吸になるケースも多く

腰の張りなど腰痛に原因にもなってきます。

特に起床時の首や腰の不調を感じている方は、

夜間低血糖により呼吸が浅くなってるケースがほとんどです。

また痛みを抑制してくれる

“下降性疼痛抑制系“

と呼ばれる抑制機構を私たちは持っています。

血糖が低下することで

この抑制機構の機能が低下してしまいます。

結果として、痛みをより感じやすくなってしまいます。

つまり、低血糖になることで

痛みを生み出すだけでなく、

痛みを抑制する能力も低下させてしまう

ということです。

慢性痛と栄養。

あまり関係の内容で実はかなり密接な関係が。

次は慢性炎症と慢性痛に関して

お話ししようと思います。

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