【慢性炎症がおこると鉄欠乏に】

ブログをご覧いただきありがとうございます。

静岡市駿河区のパーソナルトレーニングジム

I.S.C. labの杉山です。

鉄・貧血シリーズが続いてますが

今回でラストなのでお付き合いください。笑

貧血と一口に言っても

・鉄欠乏性貧血

・巨赤芽球性貧血

・溶血性貧血

といった種類が様々あり

鉄不足だけが問題ではありませんでした。

今回はその中の

『鉄欠乏性貧血』

について深堀していこうと思います。

鉄欠乏性貧血は

その名の通り鉄不足によって起こる貧血。

しかし、鉄欠乏性貧血も

鉄サプリなどで鉄を摂っていても

良くならないことがあります。

鉄を摂っているのに

体の中ではうまく利用できていない。

その原因として考えられるのが

『慢性炎症』になります。

(慢性炎症についてはまた別に記事で)

腸(リーキーガット)や肝臓(脂肪肝)などで

慢性炎症が起こると、

肝臓から「ヘプシジン」という

ホルモンが分泌されます。

このヘプシジンが腸からの鉄の吸収を

阻害してしまいます。

こうして鉄をいくら摂っても

なかなか吸収されず、

鉄欠乏性貧血に。

貧血となると鉄の摂取量に

目が行きがちですが、

こうした吸収ができていないことが

問題となるケースも多くあります。

※鉄に限らず、消化吸収の問題はすべての栄養素に共通して言えます。

慢性不調やダイエットなど

様々な問題に関係する貧血。

わかりやすい貧血症状だけでなく

なかなか痩せない、なんか疲れやすい

こうしたお悩みをお持ちの方も

”隠れ貧血”を疑ってみてもいいかもしれません。

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