【アトピーと腸内環境】

ブログをご覧いただきありがとうございます。

静岡市 駿河区 登呂 のパーソナルトレーニングジム

I.S.C. labのパーソナルトレーナー杉山です。

昨日に引き続き、本日もアトピーのトピックです。

アトピーの症状を寛解に向かわせるために

介入するべき問題は

・亜鉛欠乏（ビタミンD欠乏）

・腸内細菌叢のアンバランス

・ヒスタミン過剰

でした。

今回は腸内細菌叢のアンバランスについて。

生活習慣の乱れにより

腸内細菌のバランスは崩れていきます。

腸内環境が悪化することにより、

免疫系が破綻してしまいますが、

（こちらはまた後日お話しします）

それにより炎症性サイトカイン

と呼ばれる物質が多く産生されます。

この過剰になった炎症性サイトカインが

皮膚のタイトジャンクションを破綻させることで

アトピー性皮膚炎の発症につながっているのでは

と考えられています。

この腸内細菌叢のアンバランスは

生活習慣だけでなく、

抗生物質への長期使用によっても起こり

抗生物質の長期使用がアトピーの発症リスクを上げるとする

研究報告もあります。

こうしたパターンでは

善玉菌の数がそもそも少ないことがあり

腸内細菌の餌である食物繊維を摂っても

なかなか良くならないケースが多いです。

そのため、乳酸菌やビフィズス菌といった

善玉菌を直接摂取していくことが必要に。

このパターンはアトピー出ない方も

可能性としてあるので、

食物繊維を摂っていても

なかなか腸内環境が良くなっている気がしない

という方にも試していただきたいです。