【やっぱり呼吸は大切】

ブログをご覧いただきありがとうございます。

静岡市駿河区のパーソナルトレーニングジム

I.S.C. labの杉山です。

過去の記事でも何度も出てきている呼吸ですが

最近、改めて重要性を感じています。

1日約2万回も行っている呼吸。

この呼吸にエラーが少しでもあると塵も積もり、

体に様々な不調を招いてしまいます。

特に最近多いなと感じるのが

横隔膜でも呼吸が上手くできておらず、

首や胸で頑張って呼吸してしまっているパターン。

そういった方の特徴として、

仰向けで寝た時に胸骨（胸の真ん中の骨）が

床とかなり角度がついている状態にあります。

※本来は10°程度が理想的です

また肋骨が開いており

反り腰になっていたり、

背中の緊張がかなり強くなっています。

そして、肋骨が開き、胸が引き上がっているので

お腹側は引き伸ばされて

お腹のインナーマッスルがうまく使えず、

体幹部が全然安定しなくなります。

ただでさえ呼吸のエラーで頑張っている

首や肩、背中側の筋肉が

お腹のインナーマッスルが使えないことにより

より酷使されることになり、

結果的に慢性的な首肩や腰の不調がもっとひどくなっていきます。

こうした慢性的な不調がある際に

お医者さんからよく「腹筋背筋をつけた方がいい」

と言われたことが1度はあるかと思います。

この腹筋背筋は個人的にインナーマッスルを

さしていることが多いと感じていますが、

こうした呼吸のエラーがある方が

いくらインナーマッスル鍛えようと

いわゆる体幹トレーニングをしても

あまり効果を得れないどころか

逆効果になってしまうこともあります。

まずは呼吸を適正化していき

肋骨をしっかりと下げ、

お腹のインナーマッスルを使える状態に

していく必要があります。

そして呼吸と共にインナーマッスルが使えるようになると

体幹部がとても安定するので、首肩、腰などの不調の解消にも繋がりますし

さらに、お尻や背中などトレーニングの効果もかなり良くなっていきます。

長くなってしまいましたが、

やっぱり呼吸は不調の改善においても

綺麗なボディラインにおいても欠かせないなと

感じております。

エクササイズの前に説明はさせていただいていますが

こんな理由で呼吸のアプローチを多くの方に処方させて頂いています。

1日2万回、無意識で行っているものだからこそ

正しいものを行っていきたいですね。