【幽霊はなぜ見える?】
ブログをご覧いただきありがとうございます。
静岡市駿河区登呂のパーソナルトレーニングジム
I.S.C. labの杉山です。
夏も後半に差し掛かりましたが、夏と言えば怪談話
ということで、今回は幽霊についてお話ししていこうかなと思います。
個人的には霊感は全くなく、幽霊は見たことありませんが
金縛りにあったことはあるので、
なんとなくいるのかな〜と思いつつ、
ビビリなので“いない!“と信じたいです。
皆さんは幽霊と遭遇したり、
そういった現象にあったことはありますか?
霊感どうこうのお話は専門外ですので
今回は人の体のメカニズムとして
幽霊が見えてしまうのはなぜか
というお話になります。
人が何かを見たり、聞いたりして
これは〇〇だなと認識する、認知するというのは
意外と曖昧だったりします。
例えば心霊写真のように、顔っぽいものが写っている時
よくみると別に顔じゃないじゃんとか、
人によっては顔に見えないという場合があります。
(もしくは全く違うものに見えたり)
なんかよくわからない形が並んでいたり
丸や四角が集まっていると
人は勝手に自分の知っている何かに見えてしまうという
現象があります。
こういった現象を“パレイドリア効果“と言われています。
岩や雲などが顔や動物に見えたりするのも
この現象と言われています。
また有名ですが、三つ点が並んでいると
顔に見える“シミュラクラ現象“というものもあります。
また視覚以外でもタモリ倶楽部の空耳アワーのように
聴覚も自分が理解できない音を自分の知っている何かに変換して
聞いてしまうというものがあります。
(空耳アワーの場合は日本語に変換して聞いてしまいますよね)
このように脳はしっかり見た、聞いたものを
正確に判断しているのではなく
よくわからないものは自分が知っている何かに
勝手に変換して認知してしまうことがあるということです。
また人は何かわからないものが
パッと見えた時は
前後の文脈によってみえるものが
変わってきたりもします。
少し状況は変わりますが似たような例として
「コ○ラ」という文字列があったとします。
この文字列を見る前に、
“暑いし飲み物を飲みたいよね〜、炭酸なんかがスッキリしていいかも“
というような会話をしていたら
皆さんは文字列がなんという単語に見えますか?
多くの方は「コーラ」になると思います。
次にオーストラリアについて話していたら文字列は何に見えますか?
多分「コアラ」になりますよね。
このように前後に何をしているか、
どういった状況なのかによって
「何かわからない」ものは
認識の仕方が変わってきます。
こういったよくわからないものは
自分の知っているものに変換して認知してしまう
前後の文脈に認知の仕方が変わる
といった脳の曖昧さによって
幽霊が見えてしまうことがあります。
例えば田舎道の森の中に
赤ちゃんを抱いた白い服の女の人の霊を見た
という経験があったとします。
これの正体は
行き慣れない街頭の少ない田舎道でびびっている状況で
猫が盛っている鳴き声(本当に赤ちゃんの泣き声に似てます)が聞こえてきて
ふと森の中に目をやると枝に白い布がついていた
これを赤ちゃんを抱いた白い服の女の人と見間違えただけ
ということもあります。
動物の本能として
よくわからないものを見た時は
恐怖感、不安感を抱くようにもなっているので
それも相まって幽霊という幻覚のような錯視のようなものが
見えてしまうこともあるのでしょう。
今回は長くなってしまいましたが
結局、脳が認知して見えるものなんて
意外と曖昧ですよというお話でした。
(それでも幽霊は怖いですけどね笑)
心霊体験をした際は
ぜひ脳が誤認しているという心持ちで
乗り越えてください。
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